三級海技士(機関)筆記試験|機関その3|を受験してみた。令和3年7月

三級海技士はしっかりと傾向分析を行い、対策を取ることで誰でも合格する事ができます。

今回は実際に受験して受験料と引換に持ち帰った令和3年7月三級海技士(機関)機関その3(3Eキ3)の問題をご紹介します。

出題の傾向分析等にご利用ください。

目次

問題1

(一)潤滑剤であるグリースに関する次の問いに答えよ。

(1)EPグリースとは、どのようなものか。

(2)万能グリースとして必要な性質は、何か。

(二)エンタルピについて説明せよ。

(三)炭素鋼において含有炭素量を0.1〜1.0%の範囲内で増加した場合、炭素鋼の次の(1)〜(5)の機械的性質は、どのように変わるか。それぞれについて記せ。

(1)伸び

(2)降伏点

(3)硬さ

(4)衝撃値

(5)引張強さ

問題2

(一)機械製図に用いられる材料記号について述べた次の□の中に適合する字句を記せ。

(1)図面に材料名を指定する場合には、JIS □ア 規格又はJIS □イ 規格に示された記号で表す。

  原則として □ア 記号は下記の例にあげた3つの部分①〜③から出来ている。

   例 SS400→(S① S② 400③ ) SUP6→(S① UP② 6③)

(2)①の部分は、 □ウ を表す英語又はローマ字の頭文字若しくは □エ である。 □ア はS(Steel:鋼)又はF(Ferrum:鉄)の記号で始まるものが多い。

(3)②の部分は、板、棒、管、線及び鋳造品など、形状別の種類や用途の記号を組み合わせて □オ を表している。

(4)③の部分は、材料の種類番号の数字、 □カ 又は耐力を表している。

(二)平ベルトによる伝動装置において、ベルトの張り側の引張り力が2100N{210kgf}、ゆるみ側の引張り力が820N{82kgf}、ベルトの速さが25m/sで運転されている場合、ベルトの伝える動力は、いくらになるか。ただし、ベルトの厚さ及びすべりは無視するものとする。

まとめ

今回は機の三のみの受験でしたが無事に合格しました。

前回の試験(令和3年2月)で他3科目は合格

していますので、これで三級海技士(機関)の筆記試験合格!!ということになりました。

現在在籍中の船では口述試験の乗船履歴が付かないため、免状にする事は出来ませんが、機関士も生涯勉強ということで受験してきました。

おしまい

 

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