稼げる船舶免許【四級海技士】を最短2年で取得する方法。(航海・機関)

海技免状
海技免状の実物。表表紙

四級海技士を取得しようと思ってもどの様にすれば良いのかよくわらなくて悩んでいませんか?

実はこの記事で紹介する方法を実践すれば最短2年で取得する事が出来るんです。

なぜなら私もこの方法で2年で四級海技士(航海・機関)を取得したからです。

この記事では、船舶免許、海技士、四級海技士等あまり聞き慣れない方にも解説しつつ、取得の方法をご紹介します。

記事を読み終えると、四級海技士の取得方法と船舶免許の事について理解する事ができます。

五級海技士、六級海技士の説明もありますのでお見逃し無く。

○級海技士(機関)でどんな船の船舶職員になれるのか一覧はこちら>>

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船舶免許の種類

四級海技士は6段階に分かれる海技免状の4番目の免状で、国家資格です。免状の大きさはA4サイズ三つ折りです。

陸上でよく聞く船舶免許「小型船舶操縦士」小型なので六級海技士より小さい免許になりここで言う海技免状(大型船舶免許)とは別のものになります。

航海士になりたい人は四級海技士(航海)。機関士になりたい人は四級海技士(機関)をそれぞれ取得します。

航海と機関では全く内容の異なる免状となります。

海技免状の取得方法

海技免状は筆記試験と口述試験の2つに合格すると交付される免状です。(口述試験とは海技試験官と対話形式による試験です。)

海技士国家試験は各地の運輸局で2月、4月、7月、10月の年4回実施されています。ここに下記の各種申請書類

  • 海技試験申請書
  • 試験申請書
  • 写真(3㎝×3㎝)2枚
  • 戸籍抄本若しくは戸籍記載事項証明書又は本籍記載のある住民票の写し(コピー不可)
  • 収入印紙
  • 手数料納付書
  • 受験票

ここまで筆記試験。以下口述試験

  • 乗船履歴を証明する書類(船員手帳等)
  • 海技士身体検査証明書

を用意して試験に挑む、と言ったかたちです。

実際に郵送申請してみました>>

しかし、ここで1つ壁があります。

筆記試験は誰でも受験でき個人で勉強して合格する事も出来ますが、口述試験は受験する為に乗船履歴が必要になります。筆記試験合格後15年以内に履歴を付けて口述試験に合格しないと免状になりません。

独学で筆記試験の勉強をするならコチラ
私が三級海技士(機関)筆記に合格した時もこの成山堂さんの同シリーズの本で勉強しました。

四級海技士の乗船履歴とは

実際に船に乗って仕事の経験を積むと言う事です。過去15年以内かつ5年以内に1日以上下記の通りの履歴が必要になります。航海と機関で乗船履歴が付く船の種類、内容が異なります。

四級海技士(航海)

総トン数200トン以上の平水区域を航行区域とする船舶、総トン数20トン以上の沿海区域、近海区域若しくは遠洋区域を航行区域とする船舶又は総トン数20トン以上の漁船

海事六法

上記の船舶に

  • 3年以上 船舶の運行に携わる事
  • 1年以上 船長又は航海士をする(既に五級海技士(航海)を持っていて船舶職員の場合)

の何れかが必要になります。

四級海技士(機関)

出力750kw以上の推進機関を有する平水区域を航行区域とする船舶、総トン数20トン以上の沿海区域、近海区域若しくは遠洋区域を航行区域とする船舶又は総トン数20トン以上の漁船

海事六法

上記の船舶に

  • 3年以上 機関の運転に携わる事
  • 1年以上 機関長又は機関士をする(既に五級海技士(機関)を持っていて船舶職員の場合)

の何れかが必要になります。

これらの履歴がつくとはじめて口述試験を受験できるようになります。先に筆記試験に合格→口述試験受験と言う流れになります。

筆記試験は合格後15年有効ですのでこの間に乗船履歴を付けて口述試験に合格すれば晴れて四級海技士取得と言う事になります。

ちなみに私は乗船履歴が足りず、この2020年2月で三級海技士(機関)筆記合格の期限が切れました、、。

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四級海技士を取得するとどうなる?

取得後一定期間「履歴限定」と言うものがつく事もありますが、基本的には内航船で働く事が出来るようになります。履歴限定は乗船勤務しているうちに解除する事ができますので心配いりません。

四級海技士でどんな船に乗れるのか

船によって船舶職員、いわゆる航海士・機関士の人数がまちまちなのでここでは航海と機関でそれぞれのトップである船長・機関長になれる船の大きさを紹介します。

四級海技士(航海)で船長になれる船の大きさ

  • 平水区域・・・制限なし
  • 沿海区域・・・総トン数1,600トン未満
  • 近海区域・・・総トン数500トン未満
  • 遠洋区域・・・総トン数200トン未満

四級海技士(機関)で機関長になれる船の大きさ

  • 平水区域・・・制限なし
  • 沿海区域・・・出力3,000kw未満
  • 近海区域・・・出力1,500kw未満
  • 遠洋区域・・・出力750kw未満

その他の免状はこちら>>

四級海技士を最短で取得する方法

さて、四級海技士について中身をザックリではありますが説明して来ました。

ここでそもそも乗船履歴で3年かかるならタイトルにある2年取得なんて無理じゃないか!と思った方が多いと思います。が、安心してください。

なんと

この四級海技士を2年、しかも四級海技士(航海)・内燃限定四級海技士(機関)両方取得出来る教育機関があるんです。

その教育機関が私の出身校でもある海上技術短期大学校です。

2年間の在学中にしっかり勉強していれば、四級海技士(航海・機関)両方が手に入ります!

煩わしい試験申請や、合格する為の学習、乗船履歴等の問題も一発で解決!!

「番外編」ちなみに六級海技士と五級海技士の乗船履歴は?

四級海技士は最低でも総トン数20トン以上の船舶でないと乗船履歴がつきませんが、六級海技士は総トン数5トン以上五級海技士は総トン数10トン以上の船舶から乗船履歴が付きますので小型船舶でも乗船履歴が付くと言う事になります。六級・五級は(航海・機関)で乗船履歴の付く船の区分がありませんのでトン数のみとなっています。

乗船履歴の年数は

六級海技士(航海・機関)

  • 総トン数5トン以上の船舶に2年以上 「船舶の運航もしくは機関の運転」 

五級海技士は(航海・機関)は

  • 総トン数10トン以上の船舶に3年以上 「船舶の運航もしくは機関の運転」
  • ちなみに先に六級海技士を持っている場合は上記船舶に1年以上機関長もしくは機関士として乗船すれば五級海技士の乗船履歴が付きます。

となっていますので、上記の船で履歴を付ければ口述試験に臨めると言う事になります。

が、その前に筆記試験合格をお忘れなく!!

稼げる船舶免許【四級海技士】を最短2年で取得する方法。まとめ

四級海技士について少し理解していただけましたでしょうか?

船員も陸上の会社のようにお国の船から個人経営の船、外航船から日帰り船など種類が沢山ありピンキリです。当然学歴がないと入社出来ない会社や乗れない船、取得出来ない免許等もありますが、基本的には私のように高校卒業後2年程度でそこそこ稼げる船に乗る事が出来ます。

船員不足が加速しハッキリ言っていくらでも求人がある状況です。私が新卒だった十数年前は上級免状がないと相手にされなかった大手船会社ですが、現在は四級海技士でも入社出来るパターンが少なくないようです。

観光船や水上バスなど割と陸に近い船もあります。興味のある方は是非勉強してみては如何でしょうか。

おしまい

意外とデカい海技免状
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